2021-04-12 第204回国会 参議院 決算委員会 第3号
昨年の決算委員会での議論を受けまして、防衛省は、イージス・アショアに係る埋没費用を正確に把握し、可能な限り低減させるように日米間で十分協議をすることと国会から求められております。 現状の結果について、岸大臣に伺います。
昨年の決算委員会での議論を受けまして、防衛省は、イージス・アショアに係る埋没費用を正確に把握し、可能な限り低減させるように日米間で十分協議をすることと国会から求められております。 現状の結果について、岸大臣に伺います。
政府は、配備停止・断念までのプロセスの検証を行い、配備候補地となった地方公共団体、地元住民等にここに至る経緯や今後の対応を丁寧に説明するとともに、イージス・アショアに係る埋没費用を正確に把握し、可能な限り低減させるよう日米間で十分に協議すること。 以上でございます。 何とぞ委員各位の御賛同をお願いを申し上げます。
麻生大臣にお伺いさせていただきたいのですが、このMアンドAの仲介手数料ですけれども、これは手数料ですから、本来、会計基準では損金算入されているわけでございますけれども、本来はこれは資産価値のないサンクコスト、手数料ですから埋没費用なんですけれども、税法上、これは合併資産の一部とみなされて、損金算入できないケースが多いと聞いております。これは事実でしょうか。
さて、三番目の地方部の非混雑道路を無料化すべきかどうか、更新費用はどうなるのだろうかという問題に入っていきたいと思いますけれども、経済学者の中でも、過去の投資は回収できない埋没費用である、過去のものである、ですから、現在の施設を有効活用するためには無料化が有効であるという考え方は、短期的には説得力のある論理であります。しかし、私はこの意見には反対です。
経済学の初歩の練習問題として、サンクコスト、埋没費用というのがございます。これは、埋没費用ということで、いわゆる沈む、シンクというものの過去完了形でサンクで、サンクコストなわけですけれども、このサンクコストというのは、事業に投下した資金のうち、事業の撤退、縮小を行ったとしても回収できない費用を指します。
○柿澤委員 この三千二百億円という既に支出した額がまさに八ツ場ダムに関するサンクコスト、埋没費用になるわけです。サンクコストの考え方でいえば、この三千二百十億円というのはもう戻ってこないコスト、これはこれからの事業の継続、中止を検討する上では一切考慮に入れないで考えるべきものということに経済学的にはなるわけであります。
建設費というのは、もう既に建設してしまったわけですから、これは有名なハロルド・ホテリングという人の埋没費用に当たるわけでありまして、理論の点からいいますと、こういう場合には埋没費用を除いた費用を料金の対象にすべきだ、フォーゴーン・イズ・フォーゴーン、過去のことは過去のことというんですが、そうもいきません。
そしてもう一つ、企業にとりましては、生産をやめて外に出るということは、サンクコストと言っておりますが、埋没費用が非常にかかるわけですね。設備をそのままだめにしちゃうわけですから。しかも、自分がある程度技術を持った雇用者というものを捨てるわけなんで、そうした面を考えますとかなりの費用がかかる。